クヒオ大佐
監督 吉田大八
製作 『クヒオ大佐』製作委員会
モンスター☆ウルトラ
出演者 堺雅人 ほか
配給 ショウゲート
公開 2009年10月10日
製作国 日本
言語 日本語
【あらすじ】
自らをジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐と名乗った、実在の日本人結婚詐欺師を堺雅人が怪演するコメディ。
共演に松雪泰子、満島ひかり、中村優子ら。監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八。片言の日本語と整形した高い鼻でアメリカ人になりすまし、数々の女性たちを騙してきたクヒオ大佐は、新たなターゲットとして博物館学芸員の春(満島)に目を付け接近するが......。
【実際のクヒオ大佐】
原作によれば、主人公のモデルとなった「クヒオ大佐」を名乗る男は戦時中に北海道に生まれ、中学卒業後、職業訓練学校へ入学。職業訓練校を卒業後上京した日本人である。 本名・竹内武男。身長165センチ。バイアグラを常用。1984年詐欺罪で逮捕。89年に出所。 容姿が白人に似ていたこともあって、いつからか髪を金髪に染めて軍服のレプリカを身にまといカタコトの日本語を使う「ニセ軍人」を名乗るようになった。映画ではさらに「つけ鼻」を用意し、より「白人」らしく見せている。
その「ニセ」プロフィールは次の通り。
名前:ジョナサン・エリザベス・クヒオ(日本名は彼の本名)
職業:アメリカ空軍特殊部隊パイロット
国籍:アメリカ合衆国(日本国籍も所持)
出身地・ハワイ
父:カメハメハ大王の末裔
母:エリザベス女王の双子の妹(映画では女王の妹の夫のいとこ)
学歴
6歳でワシントン大学を卒業
10歳でミネアポリスの士官学校の入学資格を得るが、体格が伴っていなかったために15歳まで入学を辞退。
その5年間でエール大学で弁護士資格を得て、東京大学法学部大学院で法学博士号を得る。
伯母の要望もあってケンブリッジ大学にも留学していた時期がある。
士官学校卒業後はアメリカ海軍に任官。のちに空軍に転籍し、ベトナム戦争や湾岸戦争などで常に最前線に赴く特殊部隊パイロットとして従軍。
そしてターゲットとなる女性にはこう持ちかけたという。
私と結婚すれば、軍から5000万円の結納金が支給される。
またイギリス王室からも5億円のお祝い金が出る。
ウェディングドレスはダイアナ妃のドレスも手がけたデザイナーに依頼して製作してもらう。
結婚式は故郷のハワイで盛大に行い、仲人は田中真紀子、司会はKONISHIKIに依頼して快諾してもらっている。
その一方で、次の様な点も見られたという。
「USAから発行されたという公文書」を見せるが、すべて日本語で書かれていた。
ジェット機に乗っている写真なども見せてくるが、ぼやけているのと写真が古すぎておかしい。
突然ポケベルが鳴り出し、無線機のようなもので片言の英語でやり取りを始める。
年齢は37歳と言い張るが、見かけはそれよりかなり年上であった。
こうしてクヒオは女性を巧みに口説き、結婚費用を騙し取った後に「また最前線に赴かなくてはいけなくなった。仮に私が戦死してもキミには軍から莫大な額の功労金が支給される」と言い残して姿を消す。ここでようやく詐欺だったと気づくことに。
しかし「クヒオ大佐」は結局逮捕され、その手口などはワイドショーなどで報じられた。刑期を終え出所した後もやはり同様の手口で女性から結婚費用を騙し取るなどし、その被害総額は約1億円と言われている。
漫画家青木雄二も実際には日本人であることも含め、生前の複数の著書の中で言及している。
なおコメディアンの大神クヒオの芸名は彼をモデルに師匠のビートたけしが命名している。
【キャスト】
堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子、新井浩文、児嶋一哉、安藤サクラ、内野聖陽
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